京都マラソン

 6時間のペースランナーでボランティア参加。朝8時半スタートでゴールが午後2時半。はじめてこんなに長くフルマラソンを走った。キロ8分10秒から9分ペース(ほぼ早歩き状態のスピード)。6時間中、沿道から「がんばろう」「がんばれ」の声援を受け、こちらも「がんばります」「ありがとう」のお返し。ゴールしたときは、足にくるよりも喉がガラガラになった。途中、北山付近から本降りの雨。風も強く、寒いのなんの…。周りにいるランナーのみなさんに「がんばろう。心を熱く、ゴールを目指すぞ」と励ましながらペースを保っていたが、ゴール手前2キロくらいには姿が見えなくなるランナーも…。ゴール手前100メートル。競技終了のカウントダウンが聞こえてくる。沿道からは悲鳴のような声援。「3、2、1…、終了」目の前には、50人を超えるランナーがゴール寸前で、DNFになっていた。
 6時間のペースランナーと言われた時は、「ええ、なんで〜」と感じていたが、実際に走ってみると、いちばん楽しく、思い出深くなる役割だったような気がする。来年も走らせてもらえるなら、今度は自分から6時間を希望したい。