太郎山バーティカルレース

 累積標高1,000m+距離5,000m以内の直登レース。58分20秒、51位(195人)と冴えない結果だったが、それはそれで出し切った感があって楽しかった。
 大星神社境内からのスタート。俺は11番目。高齢者順に並んでのウェブスタートなんで、つまりは195人中それだけ年寄りってことか。この日は、というかこの2、3日、体に高揚感がない。スタート前のアップも何だか重たい(昨晩、飲み過ぎ?)。まぁ、なんとかなるだろうって気楽な感じでスタート。最初の舗道600mで2人抜いて、3人目は登り口からしばらく行ったところで抜いて…。後は、どこでどう抜いたか、自分の足元しか見ていられないので分からないまま、H地点の別れから下りへ。男性選手はいないよう…。下りで女性選手を3人ほど抜いて、給水所のある神社へ。ここまでの緩い下りは、けっこうスピードが出てかえって心拍が苦しい。給水所で「おっ一般の最初か?」という声(俺が先頭?)。ここからはとにかく登る!でも、なんだかとっても苦しい!顔面から汗が噴き出て、ボタボタと足元に落ちる。走らないと!っと思っても足に力が湧かず、つい歩いてしまう…。少しでも傾斜が緩いところは走ったが、歩いてばかり(というか登ってばかり)。前日に試走したときのポイント、白い石がゴロゴロとなっている所まで、壁の所まで!我慢だ。と思っていたら、後から黄色いランシャツ(男性選手だ)。俺を抜いた後姿がしっかりしている!(強い選手だ)で、しばらく追いかけたがあの?壁の前でさようなら〜。俺は、もうがむしゃらに四つん這いで登る。脇にいたカメラマンも「うひゃ〜、すごいですね〜」と笑う始末(どんな形相で登っていたのかな)ようやく登り切ったときには、チ〜〜〜ンだ。走れる傾斜も走れない。と、今度は後ろからOM師匠だ(あちゃ〜、大負けじゃん)。2人で表登山道口まで行って俺が追いかける形だったが、山頂手前の給水所でコップ水を飲んだとたん(吐きそう〜)、苦しくて足が止まってしまった。OM師匠と10m、15mと開いて行く(いやぁ、しんどかった…)。OM師匠とは20mほど差でゴール。でも、スタート時間が違うから、実際は4分差。ゴール地点で、大の字に伸びてしまった…、久しぶりの出し切り感だった。1位は、44分台。50分以内が8人。来年の楽しみが出来たかな。