エリック・ワイナイナ選手

 あざいお市ラソンに特別ゲストとして、ワイナイナ選手(アトランタ銅・シドニー銀メダリスト)が来ていた。当日まで知らなかった…。だから、レースは無論、ワイナイナ選手の特別ゲストペース。強烈な向い風と暑さもあって、入りの5キロは18分20秒とまさに練習ペースになった。例年は、第1集団は5〜6人でいくところが、今回はワイナイナ選手を中心に11人の大集団。いつもなら一人でも飛び出していくS村君(Pホーム滋賀)も集団の中にいる。去年2位のN村君(愛知)も4位のY村君(滋賀)もいる…。せっかくなんで、ワイナイナ選手の背中に着き、じっくりとメダリストの走り方を勉強させてもらった。そうこうしているうちに10キロ地点通過。36分20秒。この5キロで少しだけペースが上がったものの、超スロー状態。しびれを切らしたN村君がペースを上げ出す。それに追走する数名。向い風もあり、先頭交代しながらペースをあげて行くと13キロ地点では、ワイナイナ選手、S村君、N村君、俺の4人になっていた。折り返し地点からのゆるい下り坂では、俄然スピードアップ。余裕たっぷりのワイナイナ選手以外の3人は意地の張り合いだ。ガンガンとアタックしてくる。でも、俺はこの時点ですでにNGになりつつあった。両足に大きな豆が出来ているのがジリジリと足裏から伝わってくる。根性見せたれや!ちゅー気持ちで食らいついていたが、18キロあたりからじわじわと後退。1位S村君と49秒、2位N村君と6秒離されてゴールした。ワイナイナ選手は、1位S村君と笑顔で併走してゴール。最後まで余裕だった。足の豆は残念だったが、そこそこに走れた感触があったこと、メダリストの走りを間近に観察できたこと、とても満足感のあった1日だった。タイムは、ひどいもので1時間15分5秒だったけど…。
 ◇金〜火の走行距離 ラン670分(112キロ)
 ◇金〜火の平均体重 58.3キロ
 ◇金〜火の主な食事 サワラ味噌漬け・お好み焼き・キムチ鍋・鰹タタキ・エビフライ
 ◆水〜木の目標 ちょっと疲れが溜まりだしたのでリラックス走