暗峠〜滑川園トレイルラン

 奈良の実家に帰ったときは、生駒山方面に練習に出かけることにしている。実家のある町から追分峠、矢田山を抜けて、国道308号線をたどり南生駒に行く。この道は、国道といっても軽自動車がやっとの細い道だが、何でも古代から浪速の港と奈良を結ぶ交易路だったらしく、道のあちらこちらに石仏が安置されている。中には解説板が立てられているものもあり、読むと西暦1200年とかそのあたりに作られたお地蔵さんらしい。ここの場所で800年間も道行く人の道中を見守ってくれている。その古代道、308号がそのまま生駒山に向かい、暗峠と呼ばれる難所につながっている。ここの坂は、まさに激坂だ。夏場などは自分の汗が額から地面に落ちるのが見えるほど、前かがみにならないと登れない。この暗峠を登りきって、左側に入ると府民の森・滑川園(なるかわ)がある。ここ周辺のトレイルランは、本当に気持ちがいい。ほどよく整備された山道もさることながら、時折、樹間から見える見晴らしはすばらしい。今は、紅葉の季節なのでさらによかった。自然を楽しみながらトレーニングができる、ランニングは心身ともにいいスポーツだなと改めて感心した。実家に戻るまで3時間、30キロの一人遊びだ。
 ◇金〜日の走行距離 260分(45キロ)
 ◇金〜日の平均体重 58.2キロ
 ◇金〜日の主な食事 アンコウ鍋・カニスキ
 ◆月〜木の目標 体調の調整 福知山マラソンまであと7日