2時間37分34秒、トホホ…

 新コースとなった別大マラソン。天気は快晴、日差しに照らされると暑く感じるくらいだ。闘志はほぼ満杯。やれるか!?と自分に期待してのスタートだったが、結果は37分34秒の101位。20キロ過ぎから足全体の痛み(筋疲労)で急激にペースダウン。気が遠退きそうな苦痛を耐えて、かろうじてゴールできた。
 まさに快晴。風は穏やかな海風がいつもとは逆に大分→別府方向に吹いている。うみたまご(水族館)前の国道10号に整列し、12:00号砲。スタートしてなだらかな下りを別府に向かう。今日はなぜか結構、スローペースだ。入りの1キロ、先頭集団は3分10秒くらい。俺が22秒。目の前にまだ海外招待選手が見える。次の1キロラップが3分28秒。このあたりで集団がはっきりと別れ始めた。俺は第3集団の最後方だ。そこから1キロラップ、3分30秒前後で維持し、5キロ通過が16分58秒。(結構、速い。速すぎるかな?いや、調子がいいんだ)と思いながら正確にラップを刻み続ける。15キロ通過、51分53秒。想定していたペース、1キロ3分30秒よりも速いペース(本来だと52分30秒)で進んでいる。集団の中に元東芝杵築の清水昭選手もいた。過去にこの別大で優勝したことのある選手だ。近くの選手どうしで、「このままいけば2時間25、6分までいけるぞ」という声も聞こえる。息も苦しくない、このまま行けるか!?20キロ通過で1時間10分9秒。折り返してから向い風になったこととと登り区間に入ったことでややペースダウン。中間地点で1時間14分15秒、まさに想定ペースが維持できていた。が、ここから苦痛が始まった。福知山マラソンで痛めた左足付け根のはりに意識が行き出し、フォームバランスが崩れ出す。フォームを正さなきゃいけないと分かっているが、左足のはりが怖い…。つい足を路面に置くような走り方になるので逆に足に負担がかかっていくようだ。だんだん足全体が痛み出す。1キロラップ、3分42秒、45秒、46秒…、気持ちを入れ直して36秒、でも次の1キロが52秒。後ろから来た選手にどんどん抜かされていく。別大マラソンは、沿道の声援がとても多い。パンフレットでゼッケン番号と名前を見て、「F野、がんばれ〜」「F野さん、がんばってください〜」とオジサンも若い女の子も声がけしてくれる。あまりの痛みでくじけそうになる気持ちを支えて頂いた。746人が出走し、帰還できたのが470人だった。
 2時間30分でゴールしている選手の多くが、中間地点までは俺より1〜2分ほど遅く通過している。前半に速く入り過ぎたのが敗因か、福知山マラソンからの2カ月間、練習を積み込めなかったのが敗因か。今シーズンのランは、この別大マラソンで終了。今日からは、自転車だ。
 写真は、今年の別府タワー
◇週間走行距離 560分(121キロ)
◇平均体重 59.8キロ