丹後100キロ結果(3)

 ザザ降りの雨で体が冷える…。エイドステーションには毎回、足を止め、スタッフの方たちと冗談を言って気分を紛らわすことができた(感謝!でも、トップ選手は足を止めずに行くようだ…経験の差か?)。山頂の碇高原は、横殴りの雨。気持ちがくじけそうになるが、ここさえ下り切れば後は20キロだ。とにかく完走できそうだぞ!おまけで8時間切り!と前向きな気持ちになれるように考えながら走る。それでも、この下りは足の裏が痛いの何の…。斜度がきつくて足を叩きつけるようになってしまう(いかに下りのダメージを少なくするかがポイントだな)。90キロ地点で、交通規制解除になり、信号待ち…。トップ選手通過後、30分で解除だった。(おそらくトップとのゴール差は40分くらいになるのかな。トップは、7時間35分くらいかな)。最後の10キロは、足の痛みと完走できそうな安堵感とが混ざった感じで、とにかく早くゴールにたどり着きたかった。
 ゴールの「アミティあみの」に帰って来て、正面に走り込んだところ、右手にもう着替え終わったI西君の姿。俺は、こぶしを振り上げる(完走できたよ〜)。M里君、I西君、はあのまま突き抜けて1位と2位…(さすがだ)。ゴールテープを切ると、エイドやスタッフの方、沿道の方に感謝の気持ちが湧きあがって、深々と頭を下げていた。
 はじめてのことばかりで、いい勉強になったレースだった。次は、氷ノ山トレイル71キロへの挑戦だ。こっちもはじめてのことばかりだろう。怖いような、楽しみなような…。