氷ノ山トレイル(ゴール)

 だまされた!最終関門からは、3〜4キロの瓦礫道の登り。それも歩くしかないような勾配。その途中、さっき先行していた選手に追いついて、いろいろと話しながら走る、歩く。京都のスポーツカフェで働いているH君だ。前向きな気持ちを持ったナイスガイだ。この2人で抜きつ抜かれつしながら、最後の下り…、ハチ北スキー場ゲレンデへ。ここからはゲレンデの中のコンクリート道をひたすら下る(足が痛い…)。下りが遅い俺は、H君に抜かれてそのままだんだんと離されていく。と、後方からもう1人。熊鈴が近寄って来た。その選手にも抜かれて、前2人の背中がチラチラ見える距離で、ハチ北の旅館街へ。9時間ぶりの帰還だ。朝6時に登った坂道をダダダーッと下って、右に折れてゴール!9時間18分09秒だった。
 初トレランレース。本当にいろいろと収穫があった。今回、トップ選手とも顔見知りになれたので、次回はもっと目覚ましい記録でゴールしてみたい!なんて欲も出てきた試合だった。